LED電球と二股ソケットで実現する、令和時代の超絶簡単DIYシャンデリア

二股ソケットシャンデリア

娘は電灯つけて読書、母はアイロン。
大正時代の家族の活動を明るく増やした「二股ソケット」

松下電気器具製作所創業当初のヒット製品の一つで、松下幸之助の代名詞である「二股ソケット」。大正時代、多くの家庭は「一戸一灯契約」で、電気の供給口を電灯用ソケット一つだけ利用する定額料金を支払う契約を結んでいた。このため、電灯をつけているとき、同時に電化製品を使用することができず、不便をこうむっていたのだそう。そこで、「供給口を二股にして、電灯と電化製品を両方同時に利用できるようにしたらいいのでは!」と生まれたのが二股ソケットだった。

 

令和時代は、LED電球と二股ソケットで実現する、
無意味で手軽なDIYシャンデリア

大正時代の日常的な不便な状況をハックして、明るい選択肢を増やした二股ソケットだったが、今や時代は令和。どこへ行っても電気とコンセントに溢れ、不便の解消という背景から二股ソケットを購入する人はもうほとんどいないのではないでしょうか。では、なんのために買うのでしょうね。いやもしかして、なんなら「なんのため」という考え自体が野暮かもしれません。目的も課題解決も、買う理由も必要ないかもしれません。

というわけで、ここに取り出したるは、LED電球。従来の白熱電球に比べ、熱を持たない上に1/8程度の電気料金になります。

何かというとですね。こうするんです。

二股ソケットの一つに電球を。もう一つにまた二股ソケットを装着。そのままジグザグと組み立てていくと、あらまなんだかシャンデリア的。これなら、だれでもとってもとっても簡単にどこでもシャンデリアがつくれます。オフィスでも、一人暮らしのお部屋にも、トイレにも。本物のシャンデリアのように、処分にこまることもないでしょう。飽きたら分解して、一つに戻せばいいんです。

Special Thanks
映像制作:黒沼雄太
撮影場所:loftwork(loftworkCOOOP10)

価格

*DIYをおすすめしますが、制作希望の方は「お問い合わせ」まで