点灯しなくなった円形蛍光灯(サークライン)を照明にしてみる
「円形蛍光灯」や「サークライン(東芝ライテックの登録商標)」と呼ばれる蛍光灯。もう、点灯しなくなった蛍光灯を集めて、蛍光灯を照らしてみるという試作をしてみました。
蛍光灯には蛍光成分が含まれているので、自らが光らなくなっても、外部に光源があれば管の中で光が拡散と反射をしてくれます。(詳しい仕組みはWikipediaなどを見てみてください)
懐かしい蛍光灯の新しい使いかた
円形蛍光灯を使用した照明器具は、日本の多くの家で使われてきました。
2種類の直径の蛍光灯を同心円上に配置したもの、垂直方向に重ねて配置したもの。その外側にランプシェードが被せる照明器具が一般的でしたね。
現在はLEDが主流となり、新たな蛍光灯照明器具の製造は終了している状況ですが、使えなくなった蛍光灯の活用として、「それ自体を眺める」「使われていた頃を想起させる」という役目を与えるのはどうかな……というアイデアです。
蛍光灯はランプシェードになる……か? 試作は続く
今回の試作では、メイン光源をLED電球とし、中心に配置。円形蛍光灯をランプシェードと見立てる形で配置してみました。直径の組み合わせ方や、光源の配置方法なども検討しつつ、引き続きいろいろ試してみます。
ちなみに海外の事例としては、直管蛍光灯を束ねたプロダクトがあるようです。
>カナダのデザインスタジオ「castor」による蛍光灯ライト
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