創造性を引き出すしかけをたっぷりと。
「デザイン経営プロジェクトルーム」空間デザイン
大きな改装が難しい空間でもちょっとした工夫でがらりと変わるには?
知らず知らずのうちに行動が変わっていくには、どんなアイテムを入れれば良い?
コミュニケーションがもっとフラットで活発になる、創造性を引き出すしかけをたっぷり取り入れました。
一般的なオフィス空間も、ちょっとしたアイテムで楽しい空間に様変わりできます。
はじめに導入したのは、壁に取り付けられる木の棚。
これでホワイトボードが目線の高さに置けるようになりました。
続いて、可動式テーブルも導入しました。
なんと野菜かごが土台。かごなので、収納力はばつぐんです。
レーザーカッターで刻印したオリジナル天板をつくりました。
可動式かつ軽いので移動もラクラク。積み上げれば高さも調整できます。
ソファーテーブルにも、資料置き場にも、カウンターにも自由自在。
空間の使いみちがさらに拡がっていきます。
そしてこちらは、突っ張り棒をつかった網状のパーテーション。
フックをたくさん買ってくれば、ワークショップグッズがたんまりと収納できます。
常に意識したいことは、ボードにして一緒に飾っちゃいましょう。
どれも簡単に始められる、シンプルな工夫です。ぜひみなさんもやってみてください!
特許庁 デザイン経営プロジェクトルーム
期間:2018年〜
クライアント:特許庁
プロジェクトマネジメント・ディレクション:株式会社ロフトワーク
空間デザイン:岩沢兄弟(バッタネイション)
グラフィックデザイン:阿久津望
特許庁
特許庁は、工業所有権関連の事務を所掌する経済産業省の外局である。発明、実用新案、意匠及び商標に関する事務を行うことを通じて、経済及び産業の発展を図ることを任務としている。
平成30年8月9日より、行政サービスの品質の向上を図るため、「デザイン統括責任者(CDO)」を設置。その下に「デザイン経営プロジェクトチーム」を立ち上げた。これにより、ユーザー目線で行政サービスを刷新し、幅広い利用者にとっての利便性向上に努めると同時に、これからの世界において競争力の源泉となる知的財産の強化を支えていくことを目指している。