ごちゃごちゃしたモノを、ごちゃごちゃのまま。
でもどこか、一本筋の通った空間に仕立てるには?
ロフトワークがさまざまなプロジェクトを通じて発見した“創造性の種”を公開した本展。
主に、アイデアのインスピレーションの元となった素材を展示するSeedエリアと、
プロジェクトを形成するあらゆる要素を数値化するDataエリアの2つの空間で構成されています。Seedエリアは黄色をベースに、Dataエリアは青色をベースにデザイン。
いずれも統一感のでるように、正方形や長方形のオリジナルフレームを制作。
サインや展示什器に活用しました。
アイデアの種明かしゾーン、Seedエリア
約20程度のプロジェクトのそれぞれの創造性の種…インスピレーションの素材を遊び心をふんだんに取り入れて展示しました。
平置きできる、オリジナル本棚もデザイン。会期中は、ロフトワークの皆さんの選書や、プロジェクトで活用した参考書が展示されていました。
クリエイティブを生み出すために使った時間やツールを展示した、Dataエリア。
青をベースとした空間構成では、実際のプロジェクトで作った提案資料を吊るしたり、
プロジェクト期間中、どんなことに時間を使ったのかを可視化するボードなどを紹介。
期間:2017年12月
場所:LoftworkCOOOP10(渋谷)
クライアント:株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクション:重松祐、北島識子
グラフィックデザイン:岡本 昌太
展示デザイン、什器デザイン:岩沢兄弟(バッタネイション)
撮影:mayumine(mayumi ishikawa)
株式会社ロフトワーク
創業当初より拡げているクリエイターコミュニティと、世界標準のプロジェクトマネジメントを武器に、創造的なアプローチで企業や地域、行政の抱える課題解決を提案・実行するクリエイティブカンパニー。グローバルなものづくりカフェFabCafeや素材とクリエイターの交差からイノベーションを誘発するプラットフォームMTRL、世界中のアーティストやクリエイターのアイデアが集まるAWRDなども運営。