福祉の現場と考え、つくる、インクルーシブなデザインを実践する6日間のワークショップ
2024年2月、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]が開催する「Future Ideations Camp Vol.3|インクルーシブな「出会いのきっかけ」を共創するワークショップ」にて、岩沢兄弟が講師・ファシリテーターを務めます。
共創・協働の場づくりに興味をもつ学生やクリエイター、教育関係者、福祉関係者のほか、インクルーシブデザイン、テクノロジーとウェルビーイング、福祉とコミュニティ、ソーシャルインクルージョン等に興味がある参加者を募集中です。
締め切りは、1月17日まで。関心のある方は、ぜひお申し込みください!
Future Ideations Camp Vol.3|インクルーシブな「出会いのきっかけ」を共創するワークショップ
CCBT恒例プログラム・未来提案型キャンプ。Web3、ブロックチェーンにつづく3回目のテーマは「インクルーシブデザイン」! 福祉の現場と考え、つくる、インクルーシブなデザインを実践する6日間のワークショップを開催します。
ビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]では、多様な人々が協働し、アートとデジタルテクノロジーによる創作活動を行う短期集中ワークショップ「未来提案型キャンプ」を開催しています。本プログラムでは、選考を経た20名程度が、思考法を身につける講義、スキルセットをつくるワークショップ、グループワークによる協働制作を複数日にわたって行うほか、トークや成果発表などを一般公開します。
第3回目となる今回のテーマは、「インクルーシブデザイン」です。
インクルーシブデザインは、1994年にイギリスで生まれたデザインの考え方であり手法でもあります。障害があるひとや高齢者などを含む普段デザインの制作プロセスで排除されがちなさまざまな人々の視点など取り入れながらアイデアを発展させ、立場や背景問わずより多くの人が活用できる商品やサービスのデザイン開発やビジネス、教育まで、幅広い分野で活用されています。そこで大事なことは、異なる人々同士の対話・コミュニケーションです。対話を通じて互いに知り合い、それぞれの違いを面白がることで、新しいアイデアを共につくっていくことだといえるのではないでしょうか。
そこで、本プログラムでは、「インクルーシブデザイン」の実践で重要な鍵となる、さまざまな文化的、認知的、身体的な多様性を持つ人々が一堂に会し、コミュニケーションのきっかけとなるツールや企画などのアイデアを共創します。参加者は、福祉施設でのフィールドリサーチを通じて、当事者と直接に出会い、交流しながら、多様性の場を作る手法やコンセプト、アイデアの出し方、ツールの作り方を実践的に学びます。さらに、グループワークとして企画の立案や、デジタルファブリケーション機器等を用いたプロトタイプ制作に取り組みます。
「インクルーシブデザイン」を学び、自ら実践するとともに、本ワークショップを通じて、インクルーシブなきっかけ作りを生み出すためのツールやアイデアを、新たに提案することを目指します。
- 開催日時|2024年2月9日(金曜日)〜2月14日(水曜日)
- 開館時間|10時30分〜18時(予定)
- 会場|シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](東京都渋谷区)
- 定員|20名程度
- 参加費|無料
- 申込受付期間|2023年12月14日(木曜日)~2024年1月17日(水曜日)
- プログラムディレクター|伊藤慎一郎(京都産業大学情報理工学部准教授)、ライラ・カセム(デザイナー、大学教員、一般社団法人シブヤフォントアートディレクター)
- 講師・ファシリテーター|いわさわひとし(空間デザイナー/岩沢兄弟・兄)、いわさわ たかし(テクニカルディレクター/岩沢兄弟・弟)、ジュリア・カセム(九州大学・秋田美術大学客員教授、奈良女子大学アドバイザリーボードメンバー)、高橋鴻介(発明家)
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