あえてのアナログ体験から身体性を刺激する

風呂屋のロッカー

銭湯や居酒屋の下駄箱でよく見かける木札の鍵を、「風呂屋錠」と呼ぶ。鍵としてはかさばるが、荷物が多くても、酔っ払っても、失くさないところが良い。それに触り心地も悪くない。

最近はスマートキーも多用されているが、スマホサイズの木札を使った、風呂屋錠のアナログ体験の先にこそ、鍵の進化はあるのではないかと考えた。

そこで、先進スタートアップが集まるコワーキングスペースの家具デザインを担当した際、手荷物ロッカーに風呂屋錠を採用した。持ち出す用途の鍵ではなく、一時的に持ち歩く鍵としては、こんな形もありなのではと考えて。

スマートに仕事をする起業家の傍らに、ノートPCと木札。違和感のある状況から、新たなアイデアが生まれないだろうか。デジタルに集中すると、ときどき忘れがちな身体性を、アナログ鍵からつんつんと刺激する。そんな悪戯心から生まれたアイデアだ。

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