2025.05.06

[お知らせ] 千葉国際芸術祭2025にてアートプロジェクト進行中

岩沢兄弟は、「千葉国際芸術祭2025」で、兄弟生誕の地・千葉県市場町にて拠点形成型のアートプロジェクトに挑戦しています。秋の公開に向けて鋭意準備中です。お楽しみに。

 


アートプロジェクト「キメラ遊物店/アーツうなぎ」

1871年に千葉県内で創業し、2014年に閉店した老舗割烹店「うなぎ安田」の元店舗を舞台としたアートプロジェクト。千葉市市場町で10年以上閉じていた歴史ある建造物を、市場町で生まれ育ったクリエイターユニット「岩沢兄弟」が新たな姿でひらいていく。

元厨房の1階は、岩沢兄弟がユニークなものづくりを展開する「キメラ遊物店」として運営。まちから集めた材料置き場・工房・店舗を兼ね、さまざまなモノとモノ、アイデアを組み合わせた「キメラ遊物」が岩沢兄弟とその仲間達によって日々生み出されていく。

来場者はものづくりの様子を覗きつつ、ときどき開催されるワークショップに参加したり、材料やキメラ遊物を購入できる。時期によっては、岩沢兄・ひとしの謎店舗「“なんでも公式グッズ”セルフ」が立ち上がり、「芸術祭オフィシャル非公式グッズ」が制作される予定。

また2階は、千葉国際芸術祭2025のコミュニティ&インフォメーションセンター「アーツうなぎ」として活用。元割烹店らしい趣きが残る空間で、アートに関するトークイベントや交流会、芸術祭の情報発信が行われる予定である。

 

 

「千葉国際芸術祭2025」とは?

「千葉国際芸術祭2025」は、地域の可能性をひらく市民参加型アートプロジェクトの祭典です。千葉県の県庁所在地であり、人口98万人を擁する政令指定都市でもある千葉市において、3年に1回開催される「トリエンナーレ方式」の芸術祭として、2025年に始動※しました。(※2023年から一部プレ会期企画も実施)

初回となる2025年度は、総合ディレクターに中村政人氏(アーティスト/東京藝術大学美術学部教授 芸術未来研究場 アート×ビジネス領域長)を迎え、「ちから、ひらく。」をコンセプトに国内外32組のアーティストによるプロジェクトに加え、単独プロジェクト5本、合計37本(2025年4月22日現在)の市民参加型アートプロジェクトを実施します。

「千葉国際芸術祭2025」で重視しているのは、一時的な観光集客ではなく、千葉市内外に暮らす人々の創造性を刺激し、中長期的に日常を豊かにすること。芸術祭が地域における持続的な文化創造の礎となり、千葉市の「人づくり」「まちづくり」「未来づくり」に寄与することを目指します。

 

*芸術祭の会期(2025年4月~12月)

・まちなかリサーチ・制作期間:2025年4月~9月中旬
・集中展示・発表期間:2025年9月19日(金)~11月24日(月・祝)
・振り返り期間:2025年12月

千葉国際芸術祭2025 公式URL:https://artstriennale.city.chiba.jp/