FabCafe Tokyo(東京都渋谷区)にて、8月27日〜9月13日で開催している「分解可能都市」展に岩沢兄弟が参加しています。
「分解」を切り口に、既存の都市システムやライフスタイルに選択肢を増やす提案型のデザイン展で、さまざまなクリエイターや企業、団体が参加しています。岩沢兄弟は展示全体の空間設計のほか、人造大理石の端材からつくったテーブル(詳細はこちらの記事でも紹介)の出品で参加しています。ぜひお越しください。
分解可能性都市-自然と共生する都市生活考
近年の気候変動危機やヒートアイランド現象などの環境問題が頻発・悪化する中、従来の都市システムのあり方、価値基準、構造が問われています。生産、消費、分解。あるものが生産され、消費されて終わるのではなく、その後「分解」を通じて再び生産のプロセスに関わる。あらゆる物質は本来そのように循環してきました。
ところが、都市は工業を中心とした経済成長の時期と重なることもあり、都市をシステムという視点でみると、都市は大量生産と大量消費の発展を下支えしてきたと言えます。こうした、生産と消費中心の「都市のライフスタイル」を価値基準として成長してきたことで、「分解」だけが都市の暮らしから切り離され、隔離され、価値にふたをされ続けてきたのではないでしょうか。
この度、ロフトワークとFabCafeの共同企画展示「分解可能性都市 ー自然と共生する未来の都市生活考」を開催します。「分解」を切り口に、既存の都市システムやライフスタイルに選択肢を増やす、デザインのヒントを一緒に探索しましょう。
イベント概要
- 会 期|2024年8月27日(火曜日)ー 2024年9月13日(金曜日)
- 会 場|FabCafe Tokyo(東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F)
- 最寄駅|京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分、JR 渋谷駅 徒歩10分
- 営業時間|会場店舗営業時間内でご来場いただけます
- 入場料|無料( 期間中は店舗内にて一般公開)
- 主 催|FabCafe Tokyo、株式会社ロフトワーク
>参加クリエイターなど詳細は公式ページよりご覧ください