2023年3月に惜しまれつつも閉館した、アーツカウンシル東京の活動拠点「ROOM302」の軌跡を振り返るドキュメント冊子『DOCUMENT302 アートプロジェクトの担い手たちのラボ ROOM302の記録 2009-2022』に岩沢兄弟の弟・いわさわたかしがコラムを寄稿しています。
岩沢兄弟は、コロナ禍初期の2020年、ROOM302のなかの配信スタジオ「 STUDIO302」の構築を担当させていだきました(事例インタビューはこちら)。スタジオづくりを通して何を考え、そしてどんな手応えがあったのか。活動拠点づくりやその後の運用にも関わった者として、執筆させていだきました。PDFでもご覧いただけますので、ぜひ詳細が気になる方はアクセスしていただければ幸いです。
『DOCUMENT302 アートプロジェクトの担い手たちのラボ ROOM302の記録 2009-2022』
「ROOM302」は、東京都千代田区のアートセンター・アーツ千代田3331にあった活動拠点です。アーツカウンシル東京が運営し、イベントやレクチャー、展覧会、アーカイブ、打ち合わせ、あるいはさまざまな実験的な活動の舞台となりました。
2023年3月、アーツ千代田3331との契約終了に伴い、惜しまれながらもROOM302の運用に終止符を打ちました。本書では、14年にわたる「ROOM302」のありようを、数々の写真と、各年度の出来事をまとめたテキスト、この場所にゆかりのある人々からの寄稿によって辿ります。
- 寄稿者|鄭禹晨、長島確、瀬尾夏美、工藤安代、鈴木雄介、いわさわたかし、坂本有理、太下義之、齋藤彰英、佐藤慎也
- 企画・編集|櫻井駿介、大内伸輔
- 編集アシスタント|嘉原妙
- 監修|森司
- デザイン|福岡泰隆
- 発行日|2023年 3月15日
- 発行|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京